メニュー
閉じる

ストーリーの構成文化財 国分瓦窯跡

【国史跡】
筑前国分寺跡の北東にある瓦窯跡です。側壁・天井部に日干し煉瓦を用いた登り窯です。8世紀中葉ころの窯とみられ、筑前国分寺の創建瓦を焼いたと考えられています。

国分瓦窯跡の画像

国分瓦窯跡

大宰府政庁や筑前国分寺で使われた瓦を焼いた瓦窯です。
 奈良の平城宮などで出土する瓦文様とよく似た瓦が生産されました。
 現在は、ため池や土の中にあるため、窯を見学することはできませんが、以前は少なくとも9基が確認され、たくさんの瓦がひろえたそうです。

もっと見る

  • バス
  • ドリンク
筑前国分寺跡の画像

筑前国分寺跡

 聖武天皇は741年、日本全国に国分寺・国分尼寺を建て、七重塔に経典を収めると詔しました。こうして造られたのが、国分寺です。国分寺の総本山は、奈良の東大寺です。筑前国分寺は、大宰府が管轄した西海道(九州)の中では最も早く、756年までに完成したとみられています。
 これまで金堂、講堂、七重塔、回廊など堂塔跡の遺跡調査が行われ、その成果に基づき整備されています。また、寺を囲む塀が残るところがあり、寺の範囲は192m四方とみられています。

 なお、金堂跡の上に建てられている現在の「国分寺」には、平安時代後期の「伝薬師如来坐像」(重要文化財)が安置されています。
 また東200mにある太宰府市文化ふれあい館には、精巧に復元された七重塔の1/10模型があります。

もっと見る

  • バス
  • ドリンク
太宰府市文化ふれあい館の画像

太宰府市文化ふれあい館

 太宰府天満宮から水城跡までを結ぶ「歴史の散歩道」の中核施設です。太宰府の歴史と文化にふれてもらうことをテーマに、さまざまな企画や展示がおこなわれています。
 年1回開催される「まるごと太宰府歴史展」は、太宰府の歴史をわかりやすく紹介した展示会として、人気を集めています。
 筑前国分寺の七重塔を精巧に復元した1/10模型も必見です!
 

 無料 / 9:00~17:00
 月曜休館(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)
 TEL 092-928-0800  
 FAX 092-928-0802  
 URL https://dazaifu-bunka.or.jp/

もっと見る

  • 駐車場
  • トイレ
  • バス
  • ドリンク
大宰府政庁跡の画像 大宰府政庁跡の画像1

大宰府政庁跡

 大宰府政庁は、大宰府の中心的な場所です。ここは、都の宮殿と同じような構造となっています。
 南から階段を上がると「南門跡」です。中は塀で囲われた空間でした。ここを進むと「中門跡」です。さらに進むと、中門からのびる回廊で囲われた広い庭(空間)に入ります。ここで政務や儀礼が行われ、ときには外交儀礼も行われたと考えられます。
 正面(北の中央)の高くなったところが「正殿跡」です。庭の東西には2棟づつ「脇殿跡」があります。正殿の背後に「後殿跡」があります。ここが大宰府の長官が執務した場所とみられます。

 次に、政庁跡の周囲を見てみましょう。
 北の山上に「大野城」、南正面の山上に「基肄城」があります。665年に築かれた山城で、大宰府「西の都」の外郭を守っています。
 東は「月山(つきやま)」丘陵で、「漏刻台」すなわち水時計が置かれ、時を告げたと伝えられています。
 西は「蔵司」丘陵で、巨大な礎石建物跡が残っています。
 南は官庁域です。その先は朱雀門から朱雀大路(南北大路)がのび、古代の街が広がっていました。

もっと見る

  • 駐車場
  • トイレ
  • バス
  • ドリンク

ページの先頭へ戻る