日本遺産 太宰府
古代日本の「西の都」 〜東アジアとの交流拠点〜

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増長天礎石群

増長天礎石群

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 大野城の南側に二重にめぐらした城壁のうち、内側城壁のすぐ内側に設けられた倉庫跡です。
 自然石が規則正しく並んでいますが、これが礎石で、この上に柱を据えました。自然石を使うのは古代の倉庫の特徴です。土塁に沿った狭い土地を利用した、4棟の倉庫跡が確認されています。

? この横には、小さな池があります。城内の高所にこうした池を設けた事例は、日韓の古代山城にみられます。
 なお「鏡ヶ池」と呼ばれるこの池は、これまで枯れたことがないとの伝承があり、かつて、約千年の歴史があった雨乞い儀式でも、重要な役割を担っていました。



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