講堂の裏(北側)には、礎石が並んでいる一画があります。ここが僧房跡です。ここに僧が寝泊りしていました。 記録によれば、東西約100m、南北約10.5m、高さ約4mの瓦ぶき建物があったとされ、遺跡でもこれを裏付けるような建物跡が確認されました。いま並んでいる礎石は、遺跡調査に基づき復元されたものです。 よく見ると、柱間3間ごとに仕切られていることがわかります。これで一つの部屋(房)となっていました。