高さは3.35mの石造層塔です。七層の笠石をもち、その下の塔身には仏を表す梵字が4面に刻まれています。? 近くに塔跡がありますが、平安時代後期以降になると木造塔の建て替えとして石造層塔が建立される事例があるとして、般若寺の塔の廃絶や、般若寺の存続期間を考える上で重要な資料と注目する意見があります。 この石塔は、国の重要文化財に指定されています。