塔心礎
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般若寺跡には、塔の心柱を据えた礎石（塔心礎）と、塔の基壇が残っています（太宰府市指定文化財）。
? 塔心礎には、直径約70cmの柱座があります。近くに移されていましたが、もとの基壇の上に戻されました。
この下の基壇は、遺跡調査によると８世紀に造られたもので、一辺11.4ｍ（約40尺）と、観世音寺五重塔の基壇よりひと回り小さいことがわかりました。瓦で化粧した瓦積み基壇で、高さ70cmほど残っていましたが、もともとはかなり高かったと考えられています。