この付近が、14条路(北から14番目の東西道路)、左郭1坊路(朱雀大路から東に1本目の南北道路)の交差点です。 7世紀末につくられた条坊の設計と、8世紀はじめにつくられた大宰府政庁・朱雀大路の設計が異なるため、朱雀大路が左郭1坊(朱雀大路と左郭1坊路の間)に1/4ほど入り込んでしまいました。このため左郭1坊は、東西幅がほかの区画と比べてかなり狭くなっています。 なお、客館があった時期には条坊交差点としては機能していませんが、客館内の通路として利用されたようです。