先進文化の集積をめぐるコース
市内の博物館や資料館をめぐるコースです。
「西の都」で繰り広げられた交流によって集まった文化・文物をめぐってみましょう。
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九州国立博物館
日本とアジア、ヨーロッパとの文化交流の歴史をテーマとした国立博物館です。
展示や体験を通してアジアの文化と歴史に触れることができる、人気の博物館です。文化交流展示室700円 / 9:30~17:00(入館は16:30まで)
日曜日・火曜日・水曜日・木曜日:9:30~17:00(入館は16:30まで)、金曜日・土曜日【夜間開館】9:30~20:00(入館は19:30まで)
休館 月曜、年末
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日休館
TEL 050-5542-8600
URL http://www.kyuhaku.jp/ -
太宰府天満宮 宝物殿
菅原道真の真筆、御佩刀、世界で唯一残る唐初の百科事典「翰苑」(国宝)をはじめ、古文書・工芸品などを展示・収蔵しています。
また大宰府並びに天満宮の調査研究のための文化研究所が併設されています。 -
観世音寺 宝蔵
観世音寺境内の東に作られた、校倉造に似せた収蔵庫です。
宝蔵に入ると、高さ5mほどの彫像が並ぶ様子に目をうばわれます。これらは平安時代~鎌倉時代に造られたもので、国の重要文化財に指定されています。
最も古い彫像は、階段を上がるとほぼ正面にある「兜跋毘沙門天立像(とばつ びしゃもんてん りゅうぞう)」です。9世紀の像で、異国風の鎧をまとい、地天女と二鬼に支えられたこの毘沙門天は、唐の西域の国「兜跋国」に現れた毘沙門天とされ、国土を守る仏とされています。これと同種の像が、京都・平安京の朱雀大路の南端にあった羅城門(京へ入る正門)に置かれていました。このためこの像も、もともと古代都市・大宰府条坊の「羅城門」に置かれていたとする説が有力視されています。
展示ケースには、創建瓦も収蔵されています。観世音寺の創建瓦は、奈良・明日香の川原寺(飛鳥四大寺の一つ)や藤原宮(694-710年の宮殿)といった、7世紀末の天皇にゆかりのある施設に使われた瓦の系統をもっています。これは現在の堂舎には使われていませんが、境内から多くの創建瓦が出土しています。
観世音寺には、もとは大陸に起源をもつ「伎楽」の楽団が置かれていました。686年、「新羅の客人をもてなすため、川原寺の伎楽を筑紫に運んだ」と『日本書紀』に記されており、これが観世音寺に引き継がれたとみられています。905年の『観世音寺資財帳』には、「旧伎楽」「新伎楽」それぞれの用具の状態が具体的に記されています。この伝統は後にも続き、「舞楽面」が伝わっています(鎌倉時代~南北朝時代、国の重要文化財)。
このほか、新羅の影響を受けたとされる文様塼(レンガ)や、宋風獅子像(国の重要文化財)など、国内外の文化交流を示す文化財が数多く収められています。 -
大宰府展示館
遺跡調査で見つかった遺構を保存・公開している施設です。太宰府の歴史紹介や出土品の展示も行っています。
大宰府政庁などの復元模型、博多人形師による「梅花の宴」ジオラマ、古代食復元など見どころ満載!
市内を案内する史跡解説員ボランティアも歴史があり充実しています。
無料 / 9:00~16:30
お知らせ: 令和元年(2019年)7月2日(火)より、有料となります。
大人200円 高校・大学生100円
無料: 中学生以下
学校教育活動および引率者
障害者福祉法等に基づく手帳交付を受けた方及び介護者
休館 月曜・年末年始(12月28日~1月4日)
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日休館
TEL 092-922-7811
URL http://www.kotodazaifu.net/index.html大宰府展示館
遺跡調査で見つかった遺構を保存・公開している施設です。太宰府の歴史紹介や出土品の展示も行っています。
大宰府政庁などの復元模型、博多人形師による「梅花の宴」ジオラマ、古代食復元など見どころ満載!
市内を案内する史跡解説員ボランティアも歴史があり充実しています。
無料 / 9:00~16:30
お知らせ: 令和元年(2019年)7月2日(火)より、有料となります。
大人200円 高校・大学生100円
無料: 中学生以下
学校教育活動および引率者
障害者福祉法等に基づく手帳交付を受けた方及び介護者
休館 月曜・年末年始(12月28日~1月4日)
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日休館
TEL 092-922-7811
URL http://www.kotodazaifu.net/index.html詳細へ -
太宰府市文化ふれあい館
太宰府天満宮から水城跡までを結ぶ「歴史の散歩道」の中核施設です。太宰府の歴史と文化にふれてもらうことをテーマに、さまざまな企画や展示がおこなわれています。
年1回開催される「まるごと太宰府歴史展」は、太宰府の歴史をわかりやすく紹介した展示会として、人気を集めています。
筑前国分寺の七重塔を精巧に復元した1/10模型も必見です!
無料 / 9:00~17:00
月曜休館(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)
TEL 092-928-0800
FAX 092-928-0802
URL https://dazaifu-bunka.or.jp/