古代、東アジアの都で採用された碁盤目の地割をもつ都市の跡です。飛鳥時代に造営され、奈良時代には政庁・朱雀大路を備えました。その姿は唐の長安城をモデルとした平城京と似ており、設計・造営には平城京造営責任者があたっています。今も街の処々に条坊の痕跡をとどめた地割が残されています。
朱雀門礎石
朱雀大路(東側溝)
条坊交差点(左郭1坊路と14条路)
条坊交差点(左郭2坊路と14条路)
飛鳥時代からの条坊区画