観世音寺は「西の都」で繰り広げられた交流により、多くの文化・文物が集まった姿を今に伝えています。
5mを越える観世音菩薩像をはじめ、平城京や大陸文化の影響を受けた像がたくさん造られました。
外国使節のおもてなしでは、舞楽が披露されました。 舞楽で使用された面が今も伝わっています。
日本最古の梵鐘で、菅原道真が漢詩「不出門」で「観音寺は只鐘聲を聴く」(観世音寺の鐘をただ聞くばかりである)と詠んだ、まさにその鐘です。