孝徳天皇の病気平癒を願って、筑紫大宰帥・蘇我日向が建てたとされる古代寺院です。奈良時代に条坊内に移建されたとされます。当時条坊内の寺院は観世音寺と般若寺と、天皇ゆかりの寺院のみでした。塔基壇や塔心礎が見つかっており、鎌倉時代に造立された石製の七重塔(国重要文化財)が残っています。
般若寺跡
塔心礎
七重石塔