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オーディオガイド

所要時間:2-3時間 歴史の街・太宰府を歩いて楽しむ

街の風景を楽しみながら、太宰府の史跡を歩いて辿るコースです。太宰府天満宮からスタートし、日本の仏教史において重要な役割を果たした7世紀後半の大寺院、観世音寺を訪れます。さらに、日本の西の都として政治の中枢を担った大宰府政庁跡を探索しましょう。

  • 西鉄 太宰府駅
  • 5分

Dazaifu Tenmangu Shrine
1 太宰府天満宮

10世紀に創建された太宰府天満宮は、12㎢もの広大な敷地を誇り、ゆったりと気持ち良く境内を散策できます。太宰府天満宮は、9世紀の政治家そして学者であった菅原道真公をお祀りする神社で、学問・文化芸術の神として世の崇敬を集めています。また、全国12000社の天満宮の総本宮として称えられています。

境内には2つの池があり、朱赤の手すりが鮮やかな橋を渡って本殿へと向かいます。美しい朱塗りの本殿は、1591年に再建されて現在の姿に。趣のある小さな社もあちこちに配され、見事な梅の木が境内を彩ります。

本殿に参拝したあとは、少し歩いたところに建つ華麗な宝物殿をぜひ訪れてみましょう。道真公ゆかりの刀や古文書など、歴史的価値の高い文化財の数々が収蔵・展示され、10世紀の事典である国宝「翰苑」も収められています。

九州国立博物館は歩いて10分ほどの距離にあり、幻想的なライティングが施された動く歩道を通って、境内と結ばれています。博物館では、太宰府を含む日本の文化交流の歴史を、わかりやすく魅力的な展示で紹介しています。

太宰府天満宮の周辺には門前町が広がっており、立ち寄りたくなるお茶屋や飲食店をはじめ、たくさんのお店があります。また、かわいらしい遊園地が近くにあるので、お子様も楽しめるでしょう。

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  • 6:30-18:30(季節により異なる)
    6:30-20:00 毎週金・土曜
  • 無料
  • 20分 or
  • 15分 or
  • 10分

Kanzeon-ji Temple
2 観世音寺

7世紀に創建された観世音寺は、筑紫で亡くなった斉明天皇の供養のため創建されました。大宰府の大寺とされ、8世紀には戒壇が設けられています。出家者たちはこの寺を訪れ、戒律を授かることで正式な僧侶として認められました。日本における三戒壇のひとつとして名高く、その場所は今、隣接する禅宗寺院・戒壇院となっています。

観世音寺の最盛期には、49もの子院が太宰府のいたるところに造られました。そのほとんどが、何世紀にもわたる歴史の中で焼失し、廃されました。しかし観世音寺の金堂と講堂は1600年代末に再建され、その姿をとどめています。

観世音寺の宝蔵は一番の見どころです。九州最大級の古代仏教彫刻をはじめ、豊富な重要文化財が収蔵・展示されています。

観世音寺の梵鐘も見逃せません。698年以前に鋳造されたと考えられており、日本最古の梵鐘のひとつとされています。鐘は鐘楼に懸けられ、国宝の指定を受けています。

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  • 9:00-17:00
  • 無料(宝蔵の観覧は500円)
  • 10分 or
  • 1分 or
  • 10分

Dazaifu Government Office Ruins
3 大宰府政庁跡

かつて大宰府の政庁が置かれていた地であり、建物基礎の礎石と基壇が保存され、史跡公園として整備されています。8世紀初頭から12世紀初頭にかけて、政治と文化の中心的役割を担い、九州を管轄した大宰府。日本の外交と防衛における最前線でもあり、大陸との経済的な結びつきを広く維持しました。政庁は941年の藤原純友の乱で焼失しましたが、のちに再建され、11世紀後半に廃されたようです。

公園を訪れると、何世紀も前の政庁である大宰府の規模とその壮大さを偲ぶことができるでしょう。アプリ「VR 日本遺産 古代日本の『西の都』大宰府」をダウンロードすると、3次元CGで復元した大宰府政庁を見ることができます。

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  • 9:00-16:30(大宰府展示館)
  • 無料
  • 定休日: 月曜日(大宰府展示館)
  • 30分
  • 西鉄 太宰府駅
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